【阿蘇全域】
平成28年11月24日(木)、阿蘇郡市医師会館におきまして「平成28年度 阿蘇在宅医療システム研究会 第1回 理事会」が開催され、今年度の活動等について協議が行われました。
< 内 容 >
1. 挨拶
はじめに阿蘇在宅医療システム研究会会長(阿蘇郡市医師会長):平田智美先生よりご挨拶いただきました。
2. 平成28年度阿蘇在宅医療システム研究会について
今回の理事会は4月に発生した熊本地震の影響もあり平成28年度での第1回目の理事会となり、また年度変わりによる各団体の代表者・担当者等の変更が生じておりましたので、新ためて理事一覧をご確認いただきました。
また、このような経緯により初めて参加された方もいらっしゃいましたので、従来からの阿蘇在宅医療システム研究会の組織体制図についても再度ご紹介さしあげました。
① 契約および予算について
阿蘇在宅医療システム研究会は、平成27年度までは熊本県からの受託事業として「在宅医療連携拠点事業」という名称で行われておりましたが、平成28年度からは「阿蘇圏域在宅医療・介護連携推進事業」という名称に代わり、委託先が熊本県ではなく阿蘇郡市7市町村(阿蘇市・産山村・小国町・南小国町・高森町・南阿蘇村・西原村)となりました。
本来でありますならば、契約は上記7市町村それぞれと行うこととなるのですが、この事業は阿蘇全体での広域的な取り組みということとなりますので、阿蘇郡市7市町村におきまして「阿蘇圏域在宅医療・介護連携推進協議会」という1つの協議会が設置され、その協議会と阿蘇郡市医師会との契約というかたちとなりました。
契約は平成28年10月1日付で締結され、契約期間は「平成28年10月1日から平成29年3月31日」となり、以後年度毎に更新されていくこととなると思われます。
委託される事業の内容としましては、下記の7項目となります。
- 地域の医療・介護の資源の把握に関すること
- 在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討に関すること
- 切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進に関すること
- 医療・介護関係者の情報共有の支援に関すること
- 在宅医療・介護連携に関する相談支援に関すること
- 医療・介護関係者の研修に関すること
- 地域住民への普及啓発に関すること
② 平成28年4月から現在までの活動報告
主な活動を下記の資料にてご説明さしあげました。
3. 今年度の活動内容およびスケジュールについて
今年度も残り少ないですが、各地区の幹事会でそれぞれの地区で今年度中に実施可能な内容を今後検討していくこととなりました。
4. その他
委託元の変更等により今後の活動内容がどのように変わっていくのか、また阿蘇地域の実情に合った在宅医療・介護連携推進について等の幅広い意見交換が行われました。