活動内容(ブログ)

【小国郷】「第5回 小国郷医療福祉あんしんネットワーク全体会」が開催されました

【小国郷地区】
平成29年9月20日(水)、南小国町自然休養村管理センターにおきまして「第5回 小国郷医療福祉あんしんネットワーク全体会」が開催され、小国郷(小国町・南小国町)の約30名の多職種の方々の参加がありました。

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挨拶
本日の全体会は、11月11日の住民フォーラムに向けて、自分達でエンディングノートの「タイトル」と「中身」を検討します。

エンディングノートの概要について
看取りチームリーダーの佐藤明日香さん(小国公立病院 看護師)より説明

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❶小国郷らしいエンディングノートを作成し、タイトルと内容を決めたいと思います。
「最後の覚え書き」自分の人生の記録、自分にもしものことがあった時のために、伝えたいことをまとめておくノート、書く内容は人によって様々です。
・家族や友人に対するメッセージ
・死後の希望を伝える手段
・葬儀や財産に関する情報などを伝える
※遺言書のように法的拘束力はない!!
ご自身のこれまでの人生、生きてきた歴史のことを、振り返り見つめる
これから先、未来でやりたい事、家族の事、ライフスタイルのこと。

エンディングノートのメリットとは、
①内容を見つめる中で、どんなに家族を愛しているか気付くというメリット。
②家族を助ける、家族に不安を残さない、最後の旅立ちを見守るメリット。

❷エンディングノートの認識度と詳細について(60歳以上対象のアンケート結果より)
・エンディングノートは知っている…65%
・エンディングニートを今後書いてみたい…47%
・エンディングノートを書いている…6%

上記の結果より、エンディングノートを書く意味を知ってもらい、多くの方に
書いてもらえるようにしたいので、参考資料を元にグループワークで考えてみましょう。

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1、グループワーク
①~④の4グループに分かれ、「小国らしいエンディングノート」の「タイトル」と「中身」を考え、それをポストイットに書き出し、ジャンルごとに分けましょう。

≪①~④グループの発表≫

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①グループ:タイトル「想いのバトン」
②グループ:タイトル「小国郷で生きて逝くノート」
➂グループ:タイトル「最後のバトン」
④グループ:タイトル「生きてきた小国郷で 自分を見つめるノート」

自分、お金、重要書類、残される人への伝えたい事、親友・友人について、治療・介護について、終末、地域での役割、その他の内容について、チームでの発表を行いました。

小国らしさについてのまとめ
・組織の役割
・葬ぎ(おとぎ)の形
・家系図
・空き家の管理対策
・山の管理
・田畑の管理
・書きたくなる為に導入の言葉「書きたくなる様な・・・・」
・写真
・YESorNO方式
・家族のきずな
・ファイルボックス
などの内容にしたいとの意見が出ました。

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この内容をもとに看取りチームで内容を仕上げていくこととなりました。

 

2、各チームからの連絡及び報告
①患者情報共有チーム
小国郷ケア情報シートの使い方
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②認知症カフェチーム
10月25日出張ひとよこいをします。アロマを使ったイベントをします。
クリスマスイベントも開始予定しています。
➂事例検討チーム
先月の全体会の報告。
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④出前講座チーム
今月は、公立病院の栄養士さんの講座が3回ありました。
小国町のスケジュール10・11月は昨日配信、南小国は決まり次第配信します。
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➄広報チーム
動画(ワークショップやひとよこいイベント)は出来ています。
YouTubeでは配信中ですが、HPにリンク出来ていないので、どなたか手伝って頂けると助かります。
10月に、㈠国保連の地域医療学会でシンポジストとして、「地域連携について」のお話し
㈡熊本大学の関連病院連携の会議、熊本県内の関連病院の院長が150人ぐらい集まる会で、
あんしんネッワークについてお話ししてきます。
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⑥総務チーム
9/7(木)在宅医療システム研究会の理事会の報告
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⑦看取りチーム
11月のフォーラムに向けて、シンポジウムの中で事例検討をどうするかの検討を行っています。
エンディングノートの内容を仕上げていくように、取り組んでいます。

 

3、その他
11/11(土)フォーラムのチラシについて
前回のテーマは「じぶんの死について考える~終活のススメ~」でしたが、今回は「じぶんの死について考える~小国郷らしい看取りのかたち~」になりました。