活動内容(ブログ)

【阿蘇南部】「幹事会(2017年10月)」が開催されました

【阿蘇南部地区】
平成29年10月26日(木)、高森町役場2階会議室におきまして「第4回 南部地区 幹事会」が開催されました。

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< 内 容 >
1. 挨 拶

2. 顔合わせの会の開催について

<第4回 顔合わせの会>

日時:平成29年11月20日(月) 19時~
場所:高森総合センター 2階

 

(1)過去の「南部地区顔あわせの会」開催内容の紹介
資料(阿蘇在宅医療システム研究会のHPに記載の内容抜粋)

第2回平成27年10月16日(金)
場所:ホテルグリーンピア南阿蘇 南部地区の多職種の方々70名の参加
内容:南阿蘇村地域包括支援センターより「南阿蘇村在宅症例」と阿蘇立野病院より「タイムリーな多職種連携~終末期の在宅での看取りを経験して~」症例を発表頂き、A~Lの12グループに分かれ、自分の職種ではどのような協力ができるかについて多職種で話し合いが行われ、各グループから討議内容の発表、最後に馬原内科医院の吉見賢宣先生に総括して頂きました。

第3回平成28年3月8日(火)
場所:ホテルグリーンピア南阿蘇 南部地区の多職種の方々52名の参加
内容:久木野歯科診療所 歯科医師 新生育子 先生より事例の発表

自分の職種では、どのような協力ができるかについて、多職種で話し合いが行われ、各グループから討議内容の発表が行われました。

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(2)今回の事例を何にするか。

(医師より)訪問看護を推進するスライドはどうでしょうか。

(保健所より)医療関係者向けと住民向けで作ったが、言葉が難しいとの評価があったので、今年は、住民・ケアマネジャーさん向けは、アレンジを要すると思っていますので、編集中です。

(医師より)では、困難事例を出してどうするかを討議するのはどうでしょう。

(地域包括支援センターより)困難事例は沢山あります。事例のケア会議のようなものをするのですか。

(保健所より)事例を多職種で討議して、それぞれの職種に出来ることを出し合うことで、職種の理解と気づきになります。

(地域包括支援センターより)介護の認定を受けている事例が良いですか。要支援の事例がよいですか。

(医師より)特にどちらかに決定しなくても良いのではないでしょうか。

(保健所より)中部地区の事例は、最終的には在宅で上手くいかなくて、再入院になったという事例でした。テーマになりやすいのは、老々介護の事例などをミックスしたものなどがあります。どこにでもありそうな事例の方が、討議しやすいのではないでしょうか。

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(地域包括支援センターより)在宅でケアマネジャーの持っている事例は何件かあります。地震の影響で人手不足などの困ったことがあるので、いろいろな問題点の抽出をして、包括の集まりでは、ワールドカフェ方式で意見を出し合い、問題点が浮き彫りになってくる事があります。その中で夜の体調の変化の対応で、困ったことがあるとの問題点が出て、何処にかかったらいいか、個人情報のパソコンを使えない方も居るので、どうにかならないかとの問題が出てきています。地震の経験を生かした問題点の取り組み(人手不足・医療機関・交通の問題)をするべきではないでしょうか。

(保健所の方より)看取りを熱心にしている南部地区の訪問看護師さんからの報告での事例が、他の地区に比べると重度の要介護の割合が多かったのですが、地震後減っています。施設などに入所してまだ戻っていない状況が、報告されています。在宅医療のテーマで、災害後1年半で「どういうことで困っているか」多職種で話し合ってみましょうか。それとも同職種で話し合った内容を共有しますか。

(地域包括支援センターより)地震後の交通不便、診療・治療の通院不便(透析を遠くの病院に通院するようになった)をよく聞きます。

(保健所の方より)事例の中で、夜に体調が悪くなる方の事例はどうでしょうか。症例or事例を2つ(A・B)作成してはどうでしょう。

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最終的に、テーマは「認知症独居高齢者をどうささえるか」を、高森町・南阿蘇村の地域包括支援センターから一例ずつ出して頂き、多職種の立場から何が出来るかを討議することとなりました。
・グループ分けはどうするか。→多職種混在の5~6人を1グループとする。
・事例に携わった方は、個人を特定してしまい対応結果がわかるので、関わりのない事例の方に参加してもらうようにする。

(地域包括支援センターより)事例は、ケアマネジャーに相談してからのお返事になります。→後日、事務局へご連絡いただくこととなりました。

 

(3)進行、統括について
統括は今回無し。進行については、後日事務局から指名します。

 

(4)アンケートの実施について
アンケートは、顔合わせの会の終了後に、当日の内容の意見や次回の要望についてのアンケートを記入して頂く。

 

(5)その他
案内を郵送するにあたって、幹事の方々へ南部地区の「病院・診療所、歯科診療所、調剤薬局、その他関係事業所」のリストの確認していただきました。ただ、地震後閉鎖、住所変更等があるので、最新の情報を各市町村から事務局へご提出いただくこととなりました。

 

3. その他

次回の幹事会は11/20(月)顔合わせ会の反省会とし、来年の1~2月頃に開催予定。