【阿蘇中部地区】
平成28年12月22日(木)、阿蘇郡市医師会館におきまして「中部地区 幹事会」が開催されました。
<内容>
1. 挨拶
はじめに阿蘇郡市医師会 在宅医療担当理事:市原敦史先生にご挨拶いただきました。
2. 今年度および来年度の中部地区での活動内容について
まず、先般11/24(木)に開催されました阿蘇在宅医療システム研究会理事会の内容報告が行われました。
- 当事業は、平成27年度までは県からの委託で行われていたが、平成28年度からは市町村からの委託となる。
- 取り組む内容については、名称こそ「在宅医療連携拠点事業」→「在宅医療・介護連携推進事業」へと変更になったが、大幅な変更はない。
- 平成28年度の予算について。
次に、阿蘇市役所ほけん課の高藤氏より阿蘇中部(阿蘇市・産山村)地区の現況および来年度(平成29年度)の案をご提示いただきました。
<事業内容(案)>
- 阿蘇在宅医療システム研究会理事会の開催
- 阿蘇在宅医療システム研究会中部ブロック幹事会の開催
- 阿蘇中部ブロック多職種研修会の開催
- 個別聞き取り調査またはアンケート調査等の実施
- 入退院時の情報提供ルール策定、退院前カンファレンスシート等の作成
- 医療・介護機関の一覧表・連絡網・地図化・在宅医療の取り組み状況表等の作成
- 阿蘇中部ブロックでのシンポジウムの開催、啓発冊子の作成、介護予防教室等での啓発
- 研修会の開催、先進地視察
- (多職種の方々向けの)相談窓口の設置
この事業内容(案)をたたき台にして、幹事の方々でさまざまな協議が行われました。
- 平成28年1月に行われた多職種向けのアンケート結果に様々な課題が提起されているので、それを基に活動内容を決めていくとよいと思う。
- 何から手をつけていったかを学ぶために、先進的に在宅医療を行っている阿蘇地域と同規模のところへ勉強にいってみてはどうか。
- 自宅での看取りについて、住民向けセミナー等を開催し、啓発していく必要があると感じる。
- 小国郷でされている「患者ケア情報シート」のようなものを作ってみてはどうか。
- 職能団体ごとにこの事業内容(案)を検討し、活動を行う上での優先順位等を決めてみてはどうか。
- 各職能団体からの意見をまとめておき、2月 or 3月に再度幹事会を開催しそのときに来年度の事業を決定することとする。
3. その他
阿蘇保健所の川口氏より、「平成28年度 退院支援・退院調整者養成研修会」の紹介がございました。
<平成28年度 退院支援・退院調整者養成研修会>
- 開催日:1/15(日)、1/16(月)、1/28(土)、1/29(日)、1/30(月)、2/1(水)
- 会 場:インダストリアル研修館(宇城市松橋町松橋564 TEL:0964-32-5739)
- 受講費用:10,000円(税込)
※詳細は下記の九州看護福祉大学のホームページをご参照ください。